海外FXとは？人気な理由やメリットデメリットまで徹底解説！

国外の取引業者を利用して行われる海外FXを利用する際には、その魅力とリスクがどのようにバランスされているのか理解しておくことが重要です。

この記事では、海外FXがなぜトレーダーから人気を集めているのか、その理由やメリット、デメリットを徹底解説します。

海外FXとは

海外FXとは、日本国外に拠点を持つ外国為替取引業者（ブローカー）を通じて行われる為替取引のことを指します。

日本国内のFX業者とは異なり、海外FX業者は規制が緩やかで高レバレッジやスキャルピング取引が可能なことが特徴です。

また、多様な通貨ペアや取引銘柄で取引できるほか、業者によっては手数料やスプレッドが低いことが魅力とされています。

ただし、ブローカーの信頼性やサポート体制に差があるため、業者選びには注意が必要です。

FX初心者の方は、情報収集やリスク管理を十分に行い、自身の投資スタイルに合った海外FX業者を選ぶことが大切です。

海外FXが人気な理由とは？魅力的なメリット7選

高レバレッジが利用可能

高レバレッジとは、少額の証拠金で大きな取引ができることを指します。

レバレッジとは、投資効果を拡大するために元手が少なくても大きな取引が可能となる方法のことを指します。

これにより大きな利益を狙うことができますが、一方で、同時にリスクも増大するため注意が必要です。

例えば、1000倍の高レバレッジを利用した取引を考えてみましょう。

元手資金が1万円の場合、1000倍のレバレッジをかけることで約10万通貨（1ロット）の取引が可能になります。

為替レートが1円変動するだけで、100万円の利益または損失が発生します。

このように高レバレッジを利用することで、少額の投資で大きな利益を狙うことができますが、同様にリスクも大きくなります。

そのため、高レバレッジを利用する場合は、リスク管理や損切りのルールを徹底的に守ることが重要と言えるでしょう。

極小スプレッド業者もある

スプレッドとは、取引業者が提示する通貨ペアの売値と買値の差のことを指します。

スプレッドは取引コストとしてトレーダーにかかり、狭いスプレッドほど取引コストが低くなるのでトレーダーにとって有利です。

国内FX業者は非常に狭いスプレッドがメリットで、これまでの海外FX業者はスプレッドが広いのがデメリットとして認識されていました。

しかし、近年の海外FX業者が展開する口座タイプの中には、極小スプレッドを実現していることが多い傾向にあります。

そのため、海外FXブローカーのメリットの一つに、極小スプレッドも挙げられるでしょう。

豊富な通貨ペアと取引銘柄（CFD）

通貨ペアとは、外国為替取引において、2つの異なる通貨の組み合わせのことを指します。

例えば、ドルと円の組み合わせ（USD/JPY）やユーロとドルの組み合わせ（EUR/USD）などが通貨ペアです。

一方、取引銘柄（CFD）とは差金決済取引（Contract for Difference）のことで、株価指数や原油、金などの商品を対象としたデリバティブ取引です。

海外FXのメリットの一つに、豊富な通貨ペアと取引銘柄（CFD）があることが挙げられます。

]通貨ペアはドル円などのメジャー通貨ペアだけでなく、エキゾチック通貨ペア（例：トルコリラ/円や南アフリカランド/円）など、幅広い選択肢が提供されます。

また、取引銘柄（CFD）では、世界の主要な株価指数（例：ダウ・ジョーンズ指数、ナスダック指数）や、原油、金、銀などの商品が取引対象となります。

これらの豊富な取引対象があることで、トレーダーは多様な投資戦略を展開することができるため、リスク分散や機会の捉えやすさが向上します。

MT4・MT5が利用できる

MT4（MetaTrader 4）とMT5（MetaTrader 5）とは、世界中のFXトレーダーに広く利用されている取引プラットフォームです。

これらは、MetaQuotes Software社が開発した、外国為替取引やCFD取引に特化した高機能なトレーディングツールです。

MT4・MT5の特徴は、直感的な操作性、チャート機能の充実、多機能なインジケーターやカスタマイズ性に優れている点が挙げられます。

海外FXのメリットとして、これらのMT4・MT5が利用できることが大きな魅力です。

多くの海外FX業者がMT4・MT5を提供しているので、これらのプラットフォームを活用することで効率的で高度な取引戦略を実行することが可能になります。

自動売買ツール（EA）の利用が可能

自動売買ツール（EA：Expert Advisor）とは、FX取引において、事前に設定した取引ルールに基づいて、売買を自動的に行うソフトウェアのことを指します。

これらのツールは独自の取引戦略（ロジック）をプログラムに組み込み、市場の状況やインジケーターの動きに応じて自動でエントリーや損切りを実行します。

海外FXのメリットの一つに、この自動売買ツール（EA）の利用が可能であることが挙げられます。

多くの海外FX業者では、取引プラットフォームとしてMT4・MT5を提供しているので、これらのプラットフォーム上で自動売買ツール（EA）を使用することができます。

これによりトレーダーは24時間取引が行われるFX市場で、自分の目の届かない時間帯や感情に左右されずに取引戦略を実行できます。

ただし、自動売買ツール（EA）の利用には注意が必要です。

EAのパフォーマンスは市場状況や設定によって大きく変わるため、定期的なパフォーマンスチェックやリスク管理が重要です。

キャッシュバックやボーナスがある

キャッシュバックやボーナスとは、海外FX業者が顧客に対して提供する特典の一種です。

キャッシュバックは取引手数料やスプレッドから一定の割合を返還する制度で、トレーダーにとって取引コストを抑える効果があります。

一方、ボーナスは口座開設時や入金時に提供される特典で、取引において追加資金を獲得することができます。

例えば、入金ボーナスという特典があります。

これはトレーダーが口座に資金を入金する際に、業者が一定の割合（例：入金額の20％）をボーナスとして付与する制度です。

入金額が10万円でボーナスが20％の場合、2万円のボーナスが付与されトータルで12万円の取引資金が利用可能になります。

このようなキャッシュバックやボーナスがあることは、海外FXのメリットの一つです。

追証がないので安心（ゼロカットシステム）

ゼロカットシステムとは、口座の損失が証拠金を超えた場合でも、追加の証拠金を要求されずに取引が強制的に決済される仕組みのことを指します。

この仕組みがあることで、トレーダーは口座の資金以上の損失を被るリスクを回避できます。

例えば、証拠金が10万円でレバレッジが100倍の取引を行っている場合、為替相場が大きく逆行して証拠金を上回る損失が発生したとしましょう。

ゼロカットシステムが適用されている業者では、このような状況でも追証が発生せず、口座の損失は最大でも証拠金の10万円までに抑えられます。

この追証がないので安心できるゼロカットシステムは、海外FXのメリットの一つと言えるでしょう。

要確認！海外FXで取引した場合のデメリット4選

高レバレッジによる破綻リスクがある

高レバレッジによる破綻リスクは、海外FXのデメリットの一つです。

高レバレッジを利用すると、少額の資金で大きな利益を狙うことができますが、リスクもそれに比例して高まります。

これはメリットにもなりますが、為替相場が予想に反して動いた場合、損失が急速に拡大し、口座の資金がすぐに失われることがあります。

これが破綻リスクと呼ばれる現象で、高レバレッジの利用には注意が必要です。

そのため、トレーダーは自分のリスク許容度や資金管理に応じて、適切なレバレッジを選ぶことが重要です。

累進課税が適用される

海外FXのデメリットの一つとして、累進課税が適用されることが挙げられます。

累進課税とは、所得が増えるほど税率が高くなる税制のことで、海外FXは利益が増える毎に税率が上がってしまいます。

海外FXでは年間の所得に応じて税率が変動し、住民税を含めると最高で55％の税率が適用される可能性があります。

このため、海外FXでの取引においては税務処理には注意しましょう。

損失繰越ができない

海外FXのデメリットの一つとして、損失繰越ができないことが挙げられます。

損失繰越とは、ある年度の取引で発生した損失を、翌年度以降の所得に対して控除できる税制上の特典です。

国内FXでは、損失繰越が認められているので最長3年間の繰越が可能ですが、海外FXでは損失繰越が認められていません。

これは海外FXの利益は雑所得に該当し、国内FXのように申告分離課税の対象とならないためです。

その結果、海外FXで発生した損失は翌年度以降の所得に対して控除することができず、税負担が重くなる場合があります。

このデメリットを考慮して、海外FXと国内FXの違いを理解し、自分に適した取引環境を選ぶことが重要です。

出金拒否トラブルのリスクがある

海外FXのデメリットの一つに、出金拒否トラブルのリスクがあることが挙げられます。

出金拒否トラブルとは、トレーダーが海外FX業者に対して資金の出金を要求しても、業者が様々な理由をつけて出金を拒否する事態を指します。

海外FX業者の中には、規制が緩い国や地域で登録されている業者もあり、その中には悪質な業者も存在します。

こうした業者は、顧客の資金を不正に利用したり、無理やり取引を続けさせたりすることがあるので注意しましょう。

なお、出金を要求された際に拒否する理由では、規約違反などを例にするケースが多い傾向にあります。

このようなリスクを回避するためには、業者選びに注意を払うことが非常に重要と言えます。

海外FXはいくらから？入金不要で始められる業者一覧

ノーリスクで開始できる理由

海外FX ノーリスクで開始できる理由として、口座開設ボーナスが挙げられます。

口座開設ボーナスとは、新規口座開設者に対してFX業者が無料で提供する資金のことで、ユーザーはこれを利用して取引を行うことができます。

つまり、自己資金を投入せずに、FX取引を体験することが可能というわけです。

例えば、XMTrading（エックスエム）という海外FX業者では、新規口座開設者に対して約13,000円の口座開設ボーナスが提供されます。

このボーナスを利用して取引を開始して利益が出た場合でも、ボーナス額を除いた利益は出金可能です。

このような口座開設ボーナスを利用することで、初心者でもノーリスクで海外FX取引を体験できます。

ただし、ボーナスには条件が付いていることもあるため、各業者の利用規約を確認して適切に活用することが重要です。

口座開設ボーナス付きの業者一覧

ここからは、新規口座開設者に対してボーナスを提供する海外FX業者の一例を紹介します。

口座開設ボーナスは、海外FXで取引を始める際のリスクを最小限に抑えることができるため、積極的に活用しましょう。

以下は、いくつかの口座開設ボーナス付きの海外FX業者の例です。

・XMTrading（エックスエム） – 新規口座開設者に対して13,000円の口座開設ボーナスが提供されます。
・FXGT （エフエックスジーティー）- 新規口座開設者に対して15,000円の口座開設ボーナスが提供されます。
・HFM（旧HotForex） – 新規口座開設者に対して6,500円の口座開設ボーナスが提供されます。

これらの業者では、口座開設ボーナスを利用してリアルな取引を行い、FXの取引環境やプラットフォームを体験することができます。

ただし、ボーナスには利用条件や取引条件が付与されていることが多いため、利用規約をよく確認してから取引を開始しましょう。