人気の高い海外FXブローカーのExnessを利用する際には、最大ロット数やポジションなどの制限を理解し、効果的な取引戦略を立てることが重要です。
この記事では、Exnessの取引単位（ロット）や最大ロット数、ポジションサイズについて詳しく解説します。
目次
Exnessの取引単位（ロット）について
ロット（Lot）とは
FX（外国為替取引）におけるロット（Lot）とは、取引の単位を指します。
1ロットは通常、100,000通貨の取引を意味しますが、業者によってはこのロットサイズが異なる場合があります。
ロットは取引量を表現するために使われ、取引者は自分の資金やリスク許容度に応じてロット数を調整する必要があります。
各トレーダーは、自身の資金ボリュームやトレード戦略に応じてロットサイズを決めた上で取引を行いましょう。
Exnessの取引単位（1ロット=10万通貨）
Exnessの取引単位（Lot,ロット）は、1ロットは10万通貨になります。
これは多くの海外FXブローカーで採用されている、標準的な取引単位と同じになります。
例えば、USD/JPYの通貨ペアで1ロット（10万通貨）を取引すると、10万米ドルと日本円を売買することになります。
通貨ペアのレートが変動することによって利益や損失が発生しますので、自身の資金やリスク許容度に応じて取引量を調整してください。
なお、例外的にExnessで用意されているスタンダードセント口座については、1ロットあたり1,000通貨になるので注意しましょう。
最大ロット数と最小ロット数
最大ロット数と最小ロット数とは、外国為替取引（FX）において取引可能なロット（取引単位）の上限と下限を指します。
これらはFX業者や口座タイプによって異なり、トレーダーがリスク管理や資金管理を行う上で重要な要素となります。
なお、最大ロット数とは、一度に取引できる最大のロット数を意味します。
最大ロット数が高いほど大きな取引が可能になりますが、同時にリスクも大きくなります。
一方、最大ロット数が低い場合は、リスクが抑えられますが、取引の規模も限られる特徴があります。
反対に最小ロット数とは、取引できる最小のロット数を指します。
最小ロットが低いことで初心者や資金が限られたトレーダーでも、リスクを抑えた取引が可能になります。
一般的に海外FXブローカーは、「0.01ロット＝1,000通貨」を最小ロット数として設定されることが多い傾向にあります。
Exnessの最大ロット数と制限を理解しよう！
口座タイプ別の最大ロット数および制限
Exness（エクスネス）の口座タイプ別最大ロット数は以下のとおりです。
| 口座タイプ | 最大ロット数 | |
| 16:00 – 5:59 | 6:00 – 15:59 | |
| スタンダード口座 | 200 | 20 |
| スタンダードセント口座 | 200 | 200 |
| ロースプレッド口座 | 200 | 20 |
| ゼロ口座 | 200 | 20 |
| プロ口座 | 200 | 20 |
なお、Exnessでは取引時間によって最大ロット数に制限がかかります。
スタンダードセント口座以外の全ての口座は、日本時間の午前6:00から午後15:59まで最大ロット数が20ロットに制限されるので注意しましょう。
※スタンダードセント口座：1ロットあたり1,000通貨
口座タイプ別の最小ロット数
Exness（エクスネス）の口座タイプ別最小ロット数は以下のとおりです。
| 口座タイプ | 最小ロット数 |
| スタンダード口座 | 0.01 |
| スタンダードセント口座 | 0.01 |
| ロースプレッド口座 | 0.01 |
| ゼロ口座 | 0.01 |
| プロ口座 | 0.01 |
※スタンダードセント口座：1ロットあたり1,000通貨
Exnessの最大ポジション数とは
同時に保有できるポジション数の上限
最大ポジション数とは、外国為替取引（FX）において、トレーダーが同時に保有できるオープンポジション（未決済取引）の最大数を指します。
オープンポジションとは、取引が終了（決済）されていない状態のことで、売りポジションと買いポジションがあります。
最大ポジション数が多いほど、トレーダーは複数の通貨ペアや異なるタイミングでの取引を行うことがでるので、取引戦略の幅が広がり、リスクの分散が可能になります。
一方、最大ポジション数が少ない場合、同時に取り扱える通貨ペアや取引のタイミングが限られるので、リスク分散が難しくなる一面があります。
このように最大ポジション数を理解した上で、適切な数のポジションを保有することはリスク管理や資金管理の面でも非常に重要と言えるでしょう。
口座タイプごとの最大ポジション数
Exness（エクスネス）の口座タイプ別最大ポジション数は以下のとおりです。
| 口座タイプ | 最大ポジション数 | |
| MT4 | MT5 | |
| スタンダード口座 | 1000 | 無制限 |
| スタンダードセント口座 | 1000 | 無制限 |
| ロースプレッド口座 | 1000 | 無制限 |
| ゼロ口座 | 1000 | 無制限 |
| プロ口座 | 1000 | 無制限 |
表の通り、Exnessのポジション数は利用するプラットフォームによって異なります。
MT4を利用する場合は1000ポジション、MT5を利用する場合は無制限となっていますので、取引戦略に応じてプラットフォームを選択しましょう。
Exnessなら10万円で100ロット持つことも可能な理由
無制限レバレッジ
Exnessを利用した場合、わずか10万円の資金で100ロットもの大口取引が可能です。
その理由は、他社にはない無制限レバレッジをExnessが提供しているからです。
レバレッジとは、証拠金（預け入れ資金）を元手に何倍もの取引ができる仕組みのことで、取引額を増やすことができるメリットがあります。
Exnessの提供している無制限レバレッジとは、通常のレバレッジ上限を超えて取引ができるサービスです。
この無制限レバレッジを利用することで、少額の資金でも大きな取引が可能になるので、利益を大きく伸ばすチャンスが増えます。
0%のロスカット水準（ストップアウト）
10万円の資金で100ロットの取引が可能な理由のひとつに、ストップアウト0%が挙げられます。
ストップアウトは別名「ロスカット水準」とも呼ばれており、口座の証拠金維持率が一定の水準を下回った場合に、強制的にポジションを決済（クローズ）する仕組みです。
通常の海外FXブローカーはストップアウトを20％から100％の間に設定されているため、大きなロットでポジションを持つと証拠金不足によりロスカットされてしまいます。
しかし、Exnessのストップアウトは0%なので、証拠金維持率が0%になるまでポジションが保持されることを意味します。
これにより、大きなロットでポジションを持ってもロスカットされないため、少額から大きな利益を狙うトレードが実現できるというわけです。
以上の要素からも、Exnessは少額から大きな利益を狙うことができる海外FXブローカーと言うことになります。
Exnessの最大ロット数とは？ポジション制限と効果的な取引戦略