トレーダーから人気の高い海外FXブローカーExnessでは、EA(自動売買)を利用して取引することができます。
この記事では、ExnessでEA(自動売買)を利用する際の事前準備、利用する手順、削除する方法などの基礎知識を解説します。
目次
EA(自動売買)とは
エキスパートアドバイザー(EA)は、外国為替取引などの金融市場で自動売買を行うためのソフトウェアツールです。
MT4やMT5などの取引プラットフォームで主に利用され、特定の戦略に基づいて取引を自動化します。
EAはあらかじめ設定されたパラメータに基づいて取引を行い、市場の動向を24時間監視して自動的に売買指示を出すことが可能です。
これにより、トレーダーは市場の監視から解放されるため、時間的な制約を受けずに取引することができるメリットがあります。
ExnessでEA(自動売買)を利用する際の事前準備
EA(自動売買)を準備する
ExnessでEA(自動売買)を利用する際には、まずEA自体を用意しなければなりません。
EAを準備するためには、GogoJungleなどのEA販売所で購入するのが一般的です。
例えば、GogoJungleの売れ筋ランキングでは、以下のようなEAが販売されています。
- Pips_miner_EA
- 一本勝ち
- 利大損小百花繚乱EURUSD
- MultiLogicShot_EA
- Flashes for USDJPY
プロフィットファクターや最大ドローダウンなどを比較して、自分に合ったEAを見つけましょう。
VPSを用意する
EA(自動売買)で運用する際には24時間稼働を前提とするため、パソコンよりもVPSを活用するのが一般的です。
VPSには有料で高性能なタイプから、無料で低スペックのものがあるので、予算や環境に応じて選択しましょう。
コストパフォーマンスに優れた有料VPSでは、コンタボなどが有名です。
Contabo VPSの完全ガイド: 特徴や評判、他社プランとの比較まで
なお、Exnessではユーザー向けのサービスで無料VPSを提供しているので、予算をかけない場合はサービスを活用してみましょう。
Exness VPSとは?特徴や利用条件、申し込み方法を徹底解説!
ExnessでEA(自動売買)を利用する手順
ここからはEA(自動売買)を利用する手順を解説します。
以下、取引プラットフォーム(MT4/MT5)でEAをセッティングする手順になります。
- 取引プラットフォーム(MT4またはMT5)を立ち上げる
- ファイル(F)を開く
- データフォルダ(D)を開く
- MQL4(5)を開く
- Expertsを開く
- EAのファイルをコピーしてExperts内に貼り付ける
- EAにライブラリ(.dllファイル)がある場合は「MQL4(5)>ライブラリ」内に貼り付ける
- EAにプリセット(.setファイル)がある場合、「MQL4/5 > プリセット」内に貼り付ける
- MT4(またはMT5)を再起動する
- ツール(T)を開く
- オプション(O)を開く
- エキスパートアドバイザのタブを開く
- 自動売買を許可するにチェックを入れる
- dllファイル機能を利用する場合は「DLLの使用を許可する」にチェックを入れる
- 特定URLに接続する場合は「WebRequestを許可するURLリスト」にチェックを入れてURLを記述する
- 内容確認後、「OK」をクリックする
- 表示(V)の中からナビゲーター(N)を開く
- エキスパートアドバイザを「+」で開き、EAを探す
- EAが見つかったらチャートないにドラッグ&ドロップをする
- EAの設定画面が開くため、所定の設定を行い「OK」をクリックする
以上でEAのセッティングは完了です。
実際にEAを稼働させたらフォワードの実績を確認してみましょう。
ExnessでセッティングしたEA(自動売買)をチャート内から削除する方法
セッティングしたEAをチャート内から削除したい場合、以下の手順を踏むことで簡単に削除することができます。
- セッティングしたチャート内で右クリックする
- MT4の場合、エキスパートアドバイザーを選択してポップアップウィンドウから削除する
- MT5の場合、エキスパートリストを選択してポップアップウィンドウから削除する
以上でチャート内にセッティングしたEAの削除は完了です。
ExnessでEA(自動売買)活用する完全ガイド!事前準備から利用する手順まで