Exness(エクスネス)は非常に人気の高い海外FXブローカーのひとつですが、出金拒否のトラブルが発生する場合があります。
この記事では、Exnessで起きる出金拒否の原因や対処法、注意点に加えて、ユーザーの口コミや評判も紹介します。
目次
Exnessで出金拒否が起きる理由
本人確認が未完了状態
Exnessで出金拒否が起こる理由の一つに、本人確認が未完了状態であることが挙げられます。
本人確認は不正利用やマネーロンダリング(資金洗浄)を防ぐため、FX取引業者が顧客の身元を確認する重要なプロセスで、顧客の安全を確保するためにも不可欠です。
そのため、本人確認が未完了の場合、Exnessは顧客の出金リクエストを拒否することがあります。
振込先の口座名義人が同一でない
Exnessで出金拒否が起こる理由の一つに、振込先の口座名義人が同一でないことが挙げられます。
Exnessは顧客の安全性を確保するため、出金時の口座名義人がExnessのアカウント登録者と同一であることを要求しています。
そのため、振込先の口座名義人がExnessのアカウント名義人と異なる場合、出金リクエストが拒否される可能性がありますが、これは他人の口座への誤った振込や不正利用を未然に防ぐための措置になります。
アカウント残高が不足している
Exnessで出金拒否が起こる理由の一つに、アカウント残高が不足していることが挙げられます。
出金リクエスト時にアカウントに十分な資金がない場合、Exnessはそのリクエストを拒否することがあります。
これは、顧客が自身の資金を過剰に引き出すことを防ぐための措置です。
アカウント残高不足の状況は、取引中のポジションがまだ開いている場合や、未実現損益が含まれている場合に起こりやすくなります。
また、保有している通貨ペアの価格変動やスワップポイントの影響も、アカウント残高に影響を与えることがあります。
入金と同じ決済サービスじゃない
Exnessで出金拒否が起こる理由の一つに、入金時と同じ決済サービスを使用していないことが挙げられます。
Exnessを含む多くの海外FX業では「同一資金決済ルール」が適用されており、出金時には入金時と同じ決済方法を使用することが求められます。
このルールは、マネーロンダリングや不正利用を防止するために設けられています。
そのため、顧客が入金と異なる決済方法を使用して出金しようとすると、Exnessはそのリクエストを拒否することがあります。
最低出金額未満で申請している
Exnessで出金拒否が起こる理由の一つに、最低出金額未満で申請していることが挙げられます。
Exnessでは各決済方法ごとに最低出金額が設定されており、その額に満たない金額の出金リクエストは受け付けられません。
最低出金額は、決済手数料やシステムの負荷を軽減するためだけでなく、出金手続きを効率的に行うこと目的で設定されています。
以上の要因から、最低出金額未満の出金リクエストは拒否される可能性があるので注意しましょう。
Exnessで出金拒否が起きた場合の対処法
余剰証拠金の変動がないか確認する
Exnessで出金拒否が起きた場合の対処法の一つとして、余剰証拠金の変動がないか確認することが挙げられます。
余剰証拠金とは、アカウント内の資金から必要証拠金(取引中のポジションを維持するために必要な資金)を引いた金額のことを指します。
出金拒否が発生する原因の一つは、この余剰証拠金が不足していることです。
取引中のポジションや市場の変動により、余剰証拠金が変動することがあるため、出金リクエスト時には十分な余剰証拠金があることを確認することが重要です。
なお、現状の余剰証拠金については、Exnessの取引プラットフォームでアカウントの残高からチェックできます。
もし余剰証拠金が不足している場合、以下の方法で対処が可能です。
- 開いているポジションを決済し、余剰証拠金を増やす
- 追加の入金を行って資金を増やす
- 出金額を調整して、余剰証拠金内に収まるようにする
これらの対策を講じることで、出金拒否の問題を解決しスムーズな出金手続きが可能となります。
十分な余剰証拠金があることを確認し、適切な出金額を設定することで、出金トラブルを未然に防ぎましょう。
入金と同じ決済方法を使用する
同一資金決済ルールが原因で出金拒否が起こった場合、まず入金時に使用した決済方法を確認しましょう。
もし異なる決済方法で出金を試みている場合は、以下の手順で対処が可能です。
- 出金リクエストをキャンセルする
- 入金時と同じ決済方法を選択して、再度出金リクエストを行う
これらの対策を講じることで、出金拒否の問題を解決してスムーズな出金手続きが可能となります。
入金時と同じ決済方法を使用することを確認した上で、出金トラブルを未然に防ぎましょう。
サポートチームに連絡する
Exnessで出金拒否が起きた場合の対処法の一つに、サポートチームに連絡することが挙げられます。
Exnessサポートチームは、出金拒否に関する問題や疑問に対応し、解決策を提案してくれます。
そのため、出金拒否の理由が分からない場合は、Exnessのサポートチームに連絡して原因を確認してもらいましょう。
サポートチームへの連絡方法は以下の通りです。
1.オンラインチャット:Exness公式サイト上でリアルタイムで対応が可能
2.メール:問題の詳細を記載し、サポートチームに連絡
3.電話:営業時間内に電話で問題を相談
サポートチームに連絡することで、出金拒否の問題を迅速かつ適切に解決することができます。
なお、日本語によるサポートチームの営業時間は、月曜日のAM8:00から土曜日のAM8:00までとなっています。
出金トラブルが発生した場合は、遠慮なくサポートチームに相談しましょう。
Exnessで出金拒否を発生させないための注意点
本人確認を完了させる
本人確認は、マネーロンダリングや不正利用を防ぐ目的でFX業者が顧客の身元確認を行うプロセスです。
Exnessでは、以下の書類を提出して本人確認を完了させることが求められます。
1.身分証明書(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなど)
2.住所確認書類(公共料金の領収書、住民票の写し、健康保険証など)
上記の書類を用意した上で、口座開設した後に本人確認の手続きを行いましょう。
書類が受理されて本人確認が完了すると、出金手続きがスムーズに行われるようになります。
同一名義の口座を用意する
Exnessでは、出金先の口座名義が取引アカウント名と同一であることが求められています。
出金をスムーズに行うためには、取引アカウントと同一名義の銀行口座や電子決済サービスの口座を用意しておくことが重要です。
同一名義の口座を用意する際には、以下の点に注意しましょう。
- 取引アカウント名と同じ漢字やアルファベット表記で口座を開設する
- 間違いがないか、口座名義の確認を行う
同一名義の口座を用意しておくことで、出金拒否を回避してスムーズな出金手続きが可能になります。
口座名義が一致していることを確認し、Exnessでの取引を安心して行いましょう。
Exnessの出金拒否に関する口コミと評判
海外FXブローカーのなかでも信頼性が高く人気のExnessですが、ユーザーからはどのような評価をされているのかチェックすることは重要です。
あくまで海外FXブローカーは日本の金融庁管轄外になるので、出金に関する情報は随時チェックしましょう。
そこでここからは、Twitter上で散見する意見を紹介します。
Exness(エクスネス)出金拒否の理由と対処法